天井のシミ・獣のにおい、上で何が起きている?

公開 2026年9月28日・やねうらしらべ編集部

こたえ

雨の日と関係なく広がる茶色いシミと、天井から上がる獣のにおいは、天井裏の一か所に糞尿がたまっているしるしです。糞を同じ場所にためるハクビシンと、天井裏で子育てをするイタチに多い被害です。捕獲は区や市の事業を使えても、たまった糞尿の撤去と消毒は自己負担になるのが一般的です。

3つ選ぶと、いちばん近い動物と今日してよいことが出ます

1 どんな音?
2 いつ聞こえる?
3 見つけたものは?

1つ選ぶごとに、ここに候補が出ます。わからない項目は飛ばしてかまいません。

シミとにおいが出る動物

動物どうしてシミ・においが出るか根拠
ハクビシン同じ場所に糞をためる。重くなった糞が天井を突き破って落ちることもある千代田区
イタチ天井裏で子育てをすると、糞や尿のにおいがひどくなる。断熱材をほぐして巣にする大阪府
アブラコウモリ天井裏に糞尿がたまり、においや汚れの原因になる(多いときは100頭前後の群れ)京都市衛生環境研究所
ネズミ通り道に糞尿をする。シミになるほど一か所にたまることは少ない大阪府

雨漏りとの違い

雨漏りのシミは雨の日やその翌日に広がり、においは水やカビのにおいです。晴れの日にも広がる、獣のにおい・アンモニアのようなにおいがする、夜に天井裏で音がする、の3つが重なるなら、動物の糞尿を疑います。

今すぐしないほうがいいこと

  • シミの部分を押したり、天井板をはがしたりしない。糞尿で湿った板は弱くなっていることがあります。
  • 天井裏に入って素手で片づけない。渋谷区は、ハクビシンなどには目に見えない寄生虫がいたり、人にうつる病気にかかっていたりすることがあると案内しています。

片づけは誰がするか

区や市の捕獲事業は「捕まえるところまで」が基本で、掃除や消毒は含まれないことが多いです。

  • 渋谷区:糞尿の撤去・清掃・消毒の費用は依頼者の負担
  • 港区:捕獲後の周辺の消毒は要望に応じて行うが、糞の清掃(軽微な場合を除く)と侵入口の遮断は行わない
  • 目黒区:わなの回収時に、設置場所の周り1m以内・1か所に残った糞尿を希望により清掃・消毒。わなの設置前からある糞尿は自己負担

天井裏一面に広がった糞や、尿がしみた断熱材の入れ替えは、害獣駆除の業者に「捕獲・追い出し」「侵入口の封鎖」と合わせて見積もりを頼むのが一般的です。シミのついた天井板の張り替えは内装工事になるので、見積もりに含まれるかを確認してください。

次にすること

  1. どの動物かを確かめる(上の痕跡チェック、または→ フンで見分ける)
  2. ハクビシン・アライグマなら、区や市の捕獲事業を確かめる → 東京23区の条件
  3. 掃除・消毒・封鎖を業者2社に見積もってもらう → 住まいの県で対応する業者

よくある質問

Q. においだけでシミはまだないときは? A. においが先に出て、シミはあとから広がることがあります。夜の音やフンがないか確かめ、早めに入り口をふさぐ準備をしてください。

Q. 火災保険は使えますか? A. 動物による汚損が補償されるかは、保険の契約内容によります。保険会社に確認してください。

出典: 千代田区「特定外来生物」、大阪府「イタチでお困りの方へ」「ねずみの駆除について」、京都市衛生環境研究所「衛生動物だより No.59」、渋谷区・港区・目黒区の案内(2026年9月28日確認)